- 垂直引張破断試験
- 低圧(粒子の変形が起きない圧力:空隙率0.26以上)にて 一度圧縮して粉体層を 成形した後、上下2分割できるセルの上側セルをリフトする。このときの天秤の指示 する数値が、破断面に存在する粒子の付着力の総和となる。この方法は比較的低空隙率の粉体層に対して有効である。
- 水平引張破断試験
- 左右に2分割できるセルの片方を固定し、もう一方がベアリング上を移動する方式である。ロードセルなどの変換器により定量し、破断面に存在する粒子の付着力の総和を定量する。比較的空隙率が高い、緩やかな充填状態の粉体層の付着力測定に適している。
- せん断試験
- 低圧(粒子の変形が起きない圧力:空隙率0.26以上)にて いったん圧縮し、粉体層を成形した後、0−50N/20cm2 (内径5cmのセルの場合)程度の圧力までの圧力がかかる 分銅を数点乗せ換え、わずかに上側セルを移動させた時に 必要となる力を測定し、破壊ほうらく線を描く。
- 3点曲げ試験
- 数ミリの薄い粉体層(消しゴムを薄くしたような形状の粉体 層)を成形し、線路のような平行な2本の支点により層を支 えて、その中心に破断力を加えることにより粉体層を破断 させる。粒子の変形が起きている空隙率にて試験を行うこ ともある。
- 錠剤引張破断試験
- 製薬会社などで必ず行われている破断試験。 かなり高い圧力にて粉体を錠剤機などで成形し(通常、粒 子は変形)たものの破断試験を行う。粉体の自然な付着力 というよりも、強制的に押し固めたときの付着性(成形性: 錠剤硬度)を測定するものである。

